今年1月にイタリア・セリエAのACミランに加入した元スウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモビッチ(38)が、アキレス腱(けん)損傷で今季絶望となるピンチに陥った。

25日のチーム練習中に同部を傷めたもの。練習施設から出る際に松葉づえはなく、自力歩行していたが、26日も精密検査を受ける見通しで、クラブ関係者は「長い離脱になる可能性がある」と説明した。

セリエAは6月20日以降に今季再開する可能性が出ているが、アキレス腱の診断結果次第ではシーズン中の復帰が難しそうだ。

イブラヒモビッチは米MLSのLAギャラクシーから半年契約で7年半ぶりにACミランへ復帰。新型コロナウイルスの影響で3月中旬にリーグ中断するまで10試合に出場し、4得点1アシストを挙げていた。ACミランは今季終了後、イブラヒモビッチと1年間契約延長のオプションを持っているとされる。