ベルギー1部シントトロイデンの日本代表GKシュミット・ダニエル(28)が20日、個人オンラインサロン「GAME CHANGERS」を開設することを発表した。

同サロンではシュミット自身の経験を伝え、GKの思いや悩みを共有しながら、適切なトレーニング法などを提案して日本のGKの成長、発展に貢献することを目指していくという。活動は8月1日から開始し、会費は月額980円(税込み)。

シュミットは新型コロナウイルスの影響による自粛期間中に自身のできることを考え、今回のサロン開設に至ったと説明し「僕がGKとしてプロ、そして日本代表になれたのは、区切り区切りで僕を導いてくれたGKコーチがいたからです。しかし、日本ではGKコーチの指導を受けられる子供たちは少ないし、決して育成年代でGKになることへのイメージが良いとは言えません。GKは、チームのゴールを守る最後のとりで。その責任は重大だし、プレッシャーに押しつぶされそうになる時もある。けれど、だからこそヒーローになれる瞬間もある。誰よりもGKを愛している自分にできることをこのサロンで積み重ねていきたいと思っています」とコメントした。