負傷中のレアル・マドリードFWエデン・アザール(29)の復帰目標が、10月下旬に開催されるクラシコだと、スペイン紙マルカが2日に報じている。

同紙によると、アザールはできる限りベストコンディションで戦列復帰すべく、今月25日の週末(日時未定)に敵地カンプ・ノウで行われるバルセロナ戦に照準を合わせているとのことだ。

足首に問題があり開幕2試合を欠場したアザールは、先月30日に行われた第4節バリャドリード戦で今季初となる招集メンバー入りを果たしたものの、試合当日にクラブが右足筋肉負傷と発表し、戦列復帰が先送りとなっていた。

これによりアザールは今後、Rマドリード(レバンテ戦、カディス戦)とベルギー代表(コートジボワール戦、イングランド戦、アイスランド戦)の計5試合を欠場することになる。一方でプレーのリズムをつかむため、可能であれば今月20日もしくは21日に行われる欧州チャンピオンズリーグ(CL)1次リーグ初戦で今季の公式戦デビューを飾り、クラシコを万全な状態で迎えることを望んでいるとのことだ。

アザールはRマドリード入団初年度の昨季、足首のけがのためクラシコに2試合とも出場できなかった。またバルセロナとはチェルシー時代の17年-18年シーズンに欧州CL決勝トーナメント1回戦で対戦し、ホームの第1戦を1-1で終えた後、アウェーの第2戦に0-3で敗れて、大会を後にしていた。(高橋智行通信員)