英紙ザ・ガーディアン電子版が8日、「ネクスト・ジェネレーション2020」と見出しを付け、2003年生まれの世界で最も才能のある若手60選手を発表した。その中のひとりにレアル・マドリードの下部組織でプレーするMF中井卓大(16)が選出されている。

同紙は中井についてまず、「Rマドリードからビリャレアルに期限付き移籍している19歳の久保建英のように、中井卓大の早熟なボールスキルは小学校の頃、すでにインターネットや日本のテレビ、そしてスペインリーグで最も重要なクラブのひとつの注目を集めた」と紹介。

その後に受けたRマドリードの入団トライアルについては、「中井のテクニック、ボールキープ力、視野の広さ、そしてオールラウンドなクオリティーの高さは、14年に11歳の誕生日を迎える直前、Rマドリードに正式に入団するのに十分な印象をクラブのコーチ陣に与えた」と説明している。

そしてニックネームの“ピピ”が泣き虫だったことに由来していることを伝え、Rマドリード入団後の状況については、「最初は新たな環境に順応するのに苦しむも、その後の成長は目を見張るものがあった。そして今年8月に再開した19-20年シーズンの欧州ユースリーグに向け、クラブのレジェンド、ラウールが監督を務めるRマドリードのU-19のチーム(同大会に初優勝)に最年少の16歳でメンバー登録された」と大きな期待を寄せられていることを強調している。

03年生まれの世界で最も才能のある若手60選手にはRマドリードから中井の他、MFブルーノ・イグレシアス、FWイスラエル・サラサールが選ばれた。

その他、バルセロナMFジャイクス・モリバ、元バルセロナのパリ・サンジェルマンMFシャビ・シモンズ、Rマドリードのジネディーヌ・ジダン監督が興味を示していると報じられたリヨンMFラヤン・シャルキ、アルゼンチン代表やRマドリードなどで活躍したフェルナンド・レドンドの息子であるアルヘンティノス・ジュニアーズMFフェデリコ・レドンドなどが選出されている。(高橋智行通信員)