バルセロナ監督就任後、間もなく100日が経過するロナルド・クーマン(57)が10日、スペイン紙ムンド・デポルティボのインタビューに応じた。その際、週末のベティス戦で全治約4カ月の重傷を負ったスペイン代表FWアンス・ファティ離脱がチームに大きな影響を与えるかを問われ、次のように答えていた。

「その通りだ。我々はセンターフォワードでもプレーでき、優れたパフォーマンスを発揮していたサイドの素晴らしい選手を一定期間欠くことになるからね」と残念がった。

ファティ長期離脱の解決法については、「そのこと(ファティ欠場)を受け入れなければいけないし、別の選手にチャンスを与える必要がある。彼が短期間で良くなり、手術から回復できることを願っている」と語った。

今冬の移籍市場で新たな選手を補強するかについては、「我々は(強化部門トップの)ラモン・プラネスと常にクラブの将来や、どの選手と契約できるのか、どのポジションが最も必要かを話しているが、クラブの経済的状況を分かっているので、多くを求めることはできない。しかし私はすでに何度も欠いているものがあると言ってきた。もし可能性があるなら、もちろん新たな選手獲得を目指すつもりだよ」と明かしていた。(高橋智行通信員)