スペイン1部ウエスカが20日、敵地でのリーグ戦でオサスナと対戦する。この試合でFW岡崎慎司(34)が5試合ぶりにメンバー復帰すると、スペイン紙マルカ電子版が19日に伝えている。

岡崎は10月3日に行われたエルチェ戦で左足大腿(だいたい)二頭筋を負傷し、久々に招集された日本代表に参加できなかった。その後、1カ月以上リハビリを続け、バリャドリード、レアル・ソシエダード、レアル・マドリード、エイバル相手のリーグ4試合を欠場している。

ミチェル監督はオサスナ戦前日の19日に招集メンバーを発表しなかったが、マルカ紙は16日からグループ練習に復帰している岡崎について、約1カ月半ぶりのメンバー復帰が決定的であることを伝えている。

また同紙は岡崎について、「攻撃面でミチェルにとってさらなる保証をもたらすものとなる」と大きな戦力であることを強調しつつも、「起用できる時は常にミチェルのプランで先発メンバーだったが、何週間にもわたり欠場していたため、ベンチスタートになるだろう」と予想した。

ウエスカは2季ぶりに1部リーグへ復帰した後、開幕から9試合を戦うも0勝6分け3敗と1度も勝利がなく、勝ち点6で最下位となっている。(高橋智行通信員)