Jリーグでも活躍した上海上港のブラジル人FWフッキ(34)が、同クラブを退団することになった。自身のインスタグラムに「謝謝上海上港、謝謝中国」の文字が写った写真を掲載。「今日は大きな愛を持って私を迎えてくれた上海上港にサヨナラを言う大切な日になった」と書き込んだ。

フッキの上海上港との契約は今月末までだが、0-1で敗れた11月25日のアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)横浜F・マリノス戦が同クラブでの最後の試合となった。この試合で交代を命じられた際、ペレイラ監督に不満を爆発させ、以来メンバーを外されていた。チームは7日、ヴィッセル神戸に敗れてACL8強入りを逃したため、このタイミングで退団を表明したとみられる。

フッキは16年6月にゼニト(ロシア)から上海上港へ、移籍金5600万ユーロ(当時約64億4000万円)で加入。145試合に出場し、76ゴールを挙げた。