イングランド・リーグ杯は23日、準々決勝2試合が行われ、トットナムが3-1でストーク(2部)に、マンチェスター・ユナイテッドが2-0でエバートンにそれぞれ勝って4強入りした。

準決勝は来年1月5日に行われ、マンチェスターUとマンチェスター・シティー、トットナムとブレントフォード(2部)が対戦する。

FWベールの得点などで快勝したトットナムだったが、ジョゼ・モウリーニョ監督(57)はMFデレ・アリの軽率なプレーに怒った。同MFのフリック(ボールを少しかすらせ、後方へ送るプレー)が相手に奪われ、後半8分に一時同点となるゴールを決められた。 モウリーニョ監督は後半21分にアリを交代させた際、ピッチから引き揚げてくる同MFに向かって「お前のフリックのせいで、あのゴールを決められたんだぞ」と怒りを見せた。

モウリーニョ監督は試合後も不満そうな表情で「あのポジション(MF)でプレーする選手は、プレーに関わって、チャンスをつくる選手。自分のチームに問題を起こす選手ではない。前半は我々は盤石で、相手はボールに触れず、シュートも打てず、コーナーキックもなかった。だが(後半立ち上がりに)勝負を決めるどころか、自分の首を絞めてしまった」と話した。