イングランド代表の主将を務めるFWハリー・ケーン(27=トットナム)が、今夏の欧州選手権終了後に自身の去就について決断する見通しとなった。

ケーンのトットナムとの契約は24年夏までだが、チームは現在プレミアリーグ6位。欧州カップ戦出場を逃せば、来季移籍の話も現実味を帯びてくる。すでにマンチェスター・ユナイテッド、マンチェスター・シティー、レアル・マドリードなどが興味を示していると報じられている。

だが本人は欧州選手権が終わるまでは、目の前の勝利に全神経を集中させたい意向だ。

英スカイ電子版によると、記者から「ビッグクラブから興味を示されていることはプレーに影響するか?」と聞かれると、「それは今、答えるのが難しい質問だな」と前置きした上で「重要なのは代表での次の2試合(28日アルバニア戦、31日ポーランド戦)とスパーズでのシーズン残り試合。そして欧州選手権だ。臆測やうわさについて考えると、自分のパフォーマンスに悪い影響がでると思う。僕は1つのゴール、1つの試合に集中したいタイプなんだ。だからなるべく臆測には関わらないようにしている」と説明した。