スペインの名門レアル・マドリードが、パリ・サンジェルマンのフランス代表FWキリアン・エムバペ(22)の獲得を最優先にする。

6日付のフランス・レキップ紙が報じた。レアルはドルトムントのノルウェー人FWハーランド(20)の獲得に興味を示しており、1日にハーランドの代理人とマドリードで交渉した。

しかし、同紙は「レアルはハーランド獲得に最大限を尽くすが、エムバペ獲得に妨げになるような(高額な)金額は出さないだろう」と報じた。

同紙によると、レアル内部の情報として「エムバペ獲得に1億5000ユーロ(約195億円)を用意しているが、ハーランドに対しては(高額な移籍金は)出さない」としている。

パリ・サンジェルマンは、モナコからエムバペを獲得した際に移籍金1億8000万ユーロ(約234億円)を支払っているが、来年6月30日で切れるエムバペの契約延長交渉が進まないため、希望する移籍金よりも安値で放出する可能性があると伝えられている。(松本愛香通信員)