マンチェスター・シティー(イングランド)が初の決勝進出を決めた。パリ・サンジェルマンを2-0で下し、2戦合計4-1と突き放した。

前半11分と後半18分にいずれもマレズがゴールを挙げた。

試合後、マレズは地元メディアに対し「またしても出足は悪く、前半はよくなかったけど、得点することができて、ホッとした。後半はよくできたし、追加点も取れた。(相手の)レッドカードの後は自信をもってやれた」と振り返った。

後半24分にパリSGのディマリアが一発退場になっていた。

また、先制点はGKエデルソンのロングキックを起点とした速攻、抜け出したジンチェンコからパスを受けたデブルイネのシュートは相手DFに阻まれたが、こぼれ球をマレズが右足で決めた。

これについて「速攻は我々のゲームプランではないよ」としながらも、「もちろんエデルソンのロングパスはプランされていたもの」と明かし、「いつも練習していた成果が今日出たということ」と話した。

マレズは第1戦でもFK弾で得点を挙げている。

マンCは既にイングランド・リーグ杯で優勝、プレミアリーグでも優勝を目前にし、8日にチェルシー戦が控える。「リーグ優勝のために勝たねばならないし、その後は欧州CL決勝に集中したい」と意気込んでいた。