レアル・マドリードの欧州チャンピオンズリーグ(CL)準決勝敗退を受け、スペイン紙マルカ電子版は6日、来季のチーム編成を予想。

現在、期限付きでヘタフェでプレーするMF久保建英(19)と、ドルトムントに所属しているヘイニエルの2人については来季も他クラブに期限付き移籍する可能性が高いとした。

期限付き移籍中の他の選手の中ではウーデゴールだけがチームに居場所がありそうだが、それもジダン監督が今季終了後にRマドリードを去った場合だけだと説明している。

指揮官の人事に関しては、ジダン監督本人が来季続投の最終決定権を持っている。クラブは有事に備えて代替案も検討。第一候補はカスティージャ(Bチーム)を率いる元スペイン代表FWのラウル監督で、ドイツ代表レーウ監督や元ユベントス指揮官のアレグリ氏の名前が挙がっている。

来季の補強選手に関しては、すでにバイエルン・ミュンヘンのオーストリア代表DFアラバと契約済み。またパリ・サンジェルマンのフランス代表FWエムバペとドルトムントのノルウェー代表FWハーランドの獲得に向け、両選手の動向は常に注視している。

今季で契約切れとなるモドリッチ、セルヒオラモス、ルーカス・バスケスのうち、正式発表はまだだがモドリッチとは契約延長済み。アザール、マルセロ、イスコは今後のクラブのプランに入っていないが、放出が難しい契約になっているという。(高橋智行通信員)