レスターやバルセロナなどで活躍し、Jリーグ名古屋でもプレーした元イングランド代表FWのゲーリー・リネカー氏(60)は心が広かった。

同氏はスウェーデンが1-0でスロバキアに勝利した1戦をテレビ解説。試合後、得点こそなかったもののマン・オブ・ザ・マッチに輝いたスウェーデン代表FWアレクサンデル・イサク(21=Rソシエダード)を絶賛し、多くの欧州ビッグクラブが獲得に動くであろうと予想した。

リネカー氏の言葉を聞いたイサクだったが、反応はいまひとつ。直後に周囲の関係者に向かって「彼が誰だか分からなかったよ。中継スタジオにいる昔の選手?」とたずねた。

1986年ワールドカップ(W杯)メキシコ大会の得点王だと教えられたイサクは「その時、生まれてなかったから。でも少しだけなら彼のことを知ってる」と答えたという。

リネカー氏は、イサクのコメントについて伝え聞くと、自身のツイッターに白髪の老人の絵文字を掲載。自分がもう年寄りだというジョークで、心の広さ? を示していた。