アゼルバイジャン・プレミアリーグの強豪ネフチを退団した本田圭佑(35)が29日、Abema TVに生出演した。

コロナ禍という事情もあり、約1年半ぶりに帰国し、自主隔離期間をへて、スタジオに姿をみせた。

過去には同番組にバハマやオランダのフィテッセから、出演したことがあるが、初めてスタジオに姿をみせた。長髪をたばねて、グレーのジャケット姿で登場した。

目標としていた東京五輪日本代表からは落選した。今後について問われ「楽しみたい。今、監督業もやっているので、今の目標はそっちで結果を出す方が強い。プレーイング・マネージャーではなくて、マネージング・プレーヤー。監督が選手もする、基準は監督に向き始めている。片一方だけでは刺激が足りなくて。両方やれているのは僕だけ。選手はいずれはやめる時がきますよね。でも今、両方やってワンセットという認識を徹底してお伝えしたい。今、まだ楽しんでいるんです。僕はまだやれることがある。まだまだいろんなチームに移籍して優勝する、優勝争いする経験ができる。(次の所属先は)世界のどこでもいいんで、ボク」と語った。

所属クラブがあるかどうかは、また別だが、去就について、選手としての事実上の現役続行を宣言した。加えて、あらためてJリーグ復帰は否定した。

そして「ワールドカップ優勝は選手としてはかなわなかったけど、指導者としてはいずれ。マネージャー業を突き詰めてやっていれば、いずれ」と、指導者としてのW杯優勝をぶち上げた。

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