バルセロナ所属のフランス代表FWグリーズマン(30)が人種差別問題に発展している件で、2017-18年シーズンよりバルセロナのメインスポンサーを務める楽天グループの会長兼社長およびJ1ヴィッセル神戸会長の三木谷浩史氏に個人的に謝罪したと、バルセロナの地元ラジオ局RAC1が6日に報じている。

グリーズマンとデンベレが2019年夏、バルセロナのプレシーズンのツアーで来日した際、滞在先のホテルで日本人スタッフの容姿や言語を侮辱した動画が流出したことで、現在、人種差別問題に発展している。これに対し2選手はともに自身のSNSで謝罪し、人種差別的なニュアンスがなかったことを主張。一方、三木谷氏は6日、自身の公式ツイッターでバルセロナに正式に抗議することを表明している。

このような状況下、同メディアによると、2選手はクラブとコンタクトを取り、自分たちの過ちを認めたとのこと。さらにグリーズマンは三木谷氏と個人的に連絡を取り、流出している動画の件についてすでに謝罪済みであり、デンベレも近々、同じ形で謝罪する予定だと伝えている。(高橋智行通信員)