マンチェスター・シティーが欧州サッカー連盟(UEFA)のファイナンシャルフェアプレー(FFP)規則(クラブの赤字経営を禁ずる規則)を逃れるため、粉飾決算をしていたことを示す新たな証拠が見つかった。英デーリーメール電子版が報じた。

マンチェスターCは10-11年シーズンの胸スポンサーであるエティハド航空から実際には年間スポンサー料400万ポンド(約6億1600万円)しか受け取っていないにもかかわらず、1200万ポンド(約18億4800万円)の請求書を同航空あてに発行。差額の800万ポンド(約12億3200万円)をオーナーが補〓(土ヘンに真の旧字体)(ほてん)し、収入を多く見せかけていたという。これを証明する、エティハド航空とマンチェスターC関係者の間でやりとりされたEメールが見つかったという。

すでに18年にマンチェスターCの粉飾決算疑惑は表面化していたが、新たな証拠が見つかったことで事態がどう進むのか注目される。