念願の南米選手権優勝を成し遂げたアルゼンチン代表FWメッシ(34)が4日、地中海に浮かぶリゾート地イビサ島での休暇を終え、プライベートジェットでバルセロナの町に戻っている。そんな中、バルセロナが今年6月で契約が満了したメッシとの再契約を5日に公式発表できるように尽力していると、スペイン紙ムンド・デポルティボ電子版が5日に伝えている。

同紙によると、バルセロナが新シーズン開幕まであと10日に迫る中、メッシとの新たな契約に向けて給与、税金、スペインリーグのサラリーキャップなど、さまざまなものを調整しており、選手登録に問題ないとのこと。これが実現した場合の契約年数は2026年6月30日までの5年間、年俸はこれまでの半額になる予定である。

またスペイン紙マルカは、クラブが8日に練習場内にあるスタジアム、エスタディ・ヨハン・クライフで開催されるジョアン・ガンペール杯ユベントス戦にメッシが間に合うように動いていると伝えている。この試合は有観客で行われ、ホームサポーターに向けた新シーズンに臨むチームのお披露目となる。(高橋智行通信員)