リバプールは13日、オランダ代表DFフィルジル・ファンダイク(30)との契約延長を発表した。契約期間は明かしていないが、英メディアによると、2025年6月末までという。クラブの公式サイトには「2025」の文字が入ったユニホームとの写真も掲載されている。

ファンダイクは吉田麻也とともにプレーしていたサウサンプトンから、18年1月にリバプールに移籍。当時、DFとして最高額となる8450万ユーロの移籍金が話題になった。以来、守備の要として活躍してきたが、昨季は右ひざ靱帯(じんたい)損傷の大けがで離脱し、今夏の欧州選手権にも間に合わなかった。

同選手は今回の契約について「とても簡単(な決断)だった。ここに加入した初日からファンやチームメート、スタッフから感謝の気持ちを感じ、重要とされるメンバーになることができ、うまくやっている。不運なことに昨季は、僕個人としては忘れるべき、学ぶべきシーズンになってしまったが、ここでの時間を楽しんできたし、これから数年も楽しんでいきたい」などとコメント。既に新シーズンを前に実戦も重ねており「週末(リーグ開幕戦)に向けて準備はできていると感じている。(クロップ)監督がどう判断するか待つ」「もうすぐわかるが、監督が必要としてくれる時、僕は準備ができているし、いいシーズンになると願っている」と、抱負を語っている。

リバプールは14日にノリッジとのリーグ開幕戦を迎える。