元ブラジル代表の「王様」ペレ氏(80)がサンパウロで結腸の腫瘍摘出手術を受けた後、経過は良好だと、欧米メディアが伝えている。10日に病院が声明を出した。手術後は集中治療室に入っているが、病院側は「積極的に会話もし、正常な状態」という。ペレ氏本人もインスタグラムで「少しずつよくなっている」などと発信している。

ペレ氏は8月下旬の定期検査で腫瘍が見つかり、9月4日に手術を受けていた。報道によると、同氏は2012年に人工股関節置換術が失敗して以来歩行が不自由になり、近年は腎臓や前立腺の問題で入院したこともあったという。