チェルシーのトーマス・トゥヘル監督(48)が、公式戦今季初連敗を喫した自軍について「優勝候補としての期待に沿おうと苦しんでいる」と話した。

トゥヘル監督は1日、サウサンプトン戦の前日会見に出席。前節9月25日マンチェスター・シティー戦、9月29日欧州チャンピオンズリーグのユベントス戦と連敗し、特にドイツ代表MFハバーツの調子が悪いことについて聞かれると「彼はプレシーズンにチームに合流した際、より成熟した練習方法、体の使い方を見せてくれた。試合でも、もっとそういうものを見せてくれると期待している。そして、それはハバーツだけの問題ではなく、チーム全体が周囲の期待にがんじがらめになっている感じがする」と話した。

トゥヘル監督は「我々はそれらの重圧を振り払い、試合に集中しないといけない。当然、カイ(ハバーツ)にももっと活躍してもらわなければ。才能にあふれている選手だから。だれも彼に怒ったりはしていないが、チェルシーの一員である以上、我々は彼のベストを求めている」と、今季まだ1ゴールのハバーツのさらなる活躍を期待した。