B組首位サウジアラビアが同6位ベトナムと、2位オーストラリアは同5位中国と対戦。


伊東純也2戦連続決勝弾!森保日本は苦しみながら勝利/W杯予選ライブ詳細


W杯アジア最終予選日程


W杯アジア最終予選日程と全試合結果


スコア速報


ベトナム0-1
0-0
サウジアラビア

▼得点者

前半31分 【サ】サレー・アル・シェフリ


前半戦評

勝ち点13で首位のサウジアラビアは同0で、最下位のベトナムとアウェーで対戦。雨の中、FIFAランキング49位のサウジアラビアに対し、ホームの後押しもあり、赤いユニホームの同98位ベトナムも体を張って応戦し踏ん張る。

先制はサウジアラビア。前半31分に右サイドからのクロスに、FWアルシェフリが頭を合わせる。山なりの軌道となり、GKが反応したがゴールラインを越えた。このままアウェーのサウジアラビアが1点リードで、前半を終えた。

後半戦評

後半、地力に勝るサウジアラビアだが、なかなかゴールに結びつく効果的な攻撃を繰り出せない。しかし、同30分、ようやく追加点が決まったかにみえた…。しかし、これはビデオ判定、ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)でノーゴールに。ベトナムは日本戦に続き、2戦連続でVARに救われた形に。

ロスタイムは4分。追うベトナムは、限られた時間でホームの声援にも押され、チャンスを作る。サウジアラビアは選手交代でも時間を使い、試合を終わらせにかかる。

試合はこのまま、サウジアラビアが1-0で勝利。勝ち点を16まで伸ばし、首位をキープ。最下位のベトナムは、6連敗で勝ち点0のまま。



中国0-1
1-0
オーストラリア

▼得点者

前半38分【オ】ミッチェル・デューク

後半25分【中】ウー・レイ


前半戦評

FWエウケソンら中国国籍を取得した4選手が先発した5位中国(FIFAランキング75位)は、2位のオーストラリア(同34位)と前半を0-1で折り返した。

オーストラリアはボールを保持する時間が長かったが、なかなか決定機をつくれなかった。対する中国は守備を固めて、カウンターやロングボールからチャンスを作った。前半23分には、オーストラリアの右からのFKを中国GKが好セーブで阻止。中国が集中した試合運びを見せたが、徐々にオーストラリアに流れが傾いた。

前半38分、オーストラリアは右サイド高い位置でスローインを獲得。これを起点に、MFボイルの右クロスをゴール前でJ2岡山でプレーするFWデュークが合わせて、先制点を奪った。前半はこのままオーストラリアの1点リードで終了した。

前半41分には、ブラジルから国籍を変更した中国の左MFアロイジオが、最終予選2枚目のイエローカードを提示された。これにより、来年1月27日の日本戦は出場停止となることが決まった。

後半戦評

後半もオーストラリアがポゼッションで優位に立ったが、ほとんどシュートを放てなかった。すると後半21分、中国が左FKを獲得。MF徐新が前線に蹴ったボールは相手にクリアされたが、その後、ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)のチェックが入った。主審によるオンフィールドレビューの結果、ゴール前での競り合いでオーストラリアMFジェゴが中国FWエウケソンを阻止したことで、中国にPKが与えられた。 後半25分、エースMF武磊(ウー・レイ)がこのPKを決めて、中国が同点に追いついた。これで勢いに乗った中国は、その後もたたみかけた。後半24分にはMFアロイジオがペナルティーエリア手前からシュートを放ったが、GKの手の先をかすめたボールはわずか右にそれた。 しかし、追加点は奪えなかった。試合は1-1で終了し、オーストラリアは勝ち点を11に、中国は勝ち点を5に伸ばした。

同点ゴールを決めた中国のウー・レイ(左)はガッツポーズ(ロイター)
同点ゴールを決めた中国のウー・レイ(左)はガッツポーズ(ロイター)

カタール大会への道

2022W杯カタール大会への道
2022W杯カタール大会への道

大会方式

◆W杯アジア最終予選

A、B組各6チームの2位までがW杯出場権を獲得。各組3位同士が一発勝負のアジアプレーオフ(PO)を22年5月か6月に行い、勝者が大陸間POに回る。大陸間POは北中米カリブ海最終予選4位、南米予選5位、オセアニア予選の勝者と4チームが参加。そのうちの2チームがホームアンドアウェー方式で対戦し、勝者がW杯の出場権を得る予定となっている。前回ロシア大会はアジアからオーストラリアが大陸間POに出場し、ホンジュラス(北中米カリブ海)に2戦合計3-1で勝ってW杯切符を手にした。


欧州予選

W杯欧州予選


南米予選

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