不整脈を患っているバルセロナのアルゼンチン代表FWセルヒオ・アグエロ(33)が来週、現役引退を正式発表する予定だとスペイン各紙が20日に報じた。

アグエロは10月30日のアラベス戦に先発したが、胸の痛みを訴えて前半41分に交代。そのまま病院で不整脈を患っていることが判明した。クラブはその後、治療の効果を確認するため最低3カ月、戦線離脱することを発表していた。

そんな中、スペイン紙ムンド・デポルティボはジャーナリストのジェラール・ロメロ氏の情報を元にアグエロの引退記者会見が用意されていると報道。ロメロ氏は「退院してから2週間が経過したものの、残念ながら期待したような治療の効果を得ることができず、クン(アグエロの愛称)は予定より早くサッカーに別れを告げざるを得なくなるだろう」と話しているという。

アグエロは今夏、マンチェスター・シティーから移籍金ゼロでバルセロナに入団。けがで出遅れ、5試合で1ゴールの成績にとどまっている。(高橋智行通信員)