日本代表MF久保建英(20)が所属するマジョルカは敵地で0-1で敗戦した。

ベンチスタートとなった久保は、後半41分にMF李康仁らとともに投入された。しかし短い時間のなかで存在感を発揮することはできず、そのまま試合終了となった。

以下、試合後のマジョルカ・アギーレ監督の一問一答。

 

-試合をふりかえって

アギーレ監督 我々は激しいゲームをやることを望んでいた。もしヘタフェ相手に手を抜いてしまえば苦しくなるのは分かっていたから。我々は全てを変えてしまうような重大なPKを取られるまで、自分たちが望んだようにゲームをうまくコントロールできていた。GKリコは素晴らしいセーブを見せてくれたが、(退場者を出して)10人では非常に厳しかった。素晴らしい結果を得ることはできなかったが、選手たちは全力を尽くしてくれたと思う。

-久保のパフォーマンスと今後の役割について

アギーレ監督 タケはリードされ、わずかな時間しかない中でピッチに入った。中盤をリフレッシュさせるために投入したが、彼は守備的なMFではなくサイドアタッカーなので、ゴールを決めることをお願いした(笑い)。いや、実際には守備で走ることや相手と対峙(たいじ)すること、クロスを上げることや激しくいくことなどを求めたんだ。短い時間で多くの選手がピッチにいる状況の中、プレーに関与し影響を与えるのはとても難しいことだが、彼はとても面白い選手だよ。私には25人いるので、彼の今後の役割がどうなるかは分からないが、仕事に対する規律やプロ意識、責務が必要だ。

-攻撃的な選手を起用せず守備的なシステムで臨んだことについて

アギーレ 我々には今日、DFに3人の欠場者がいたことを忘れてはいけない。そのため即興でババを最終ラインに入れ、バタグリアを起用したんだ。私は李康仁やアントニオ(サンチェス)を守備的なMFだとは考えていない。今後8試合、何が起こるか分からないが、我々には25人いるので、その中からベストだと思う選手を起用するつもりだよ。

(高橋智行通信員)