スペイン・アス紙は15日、マジョルカの日本代表MF久保建英(20)が16日にホームで行われるエルチェ戦で4試合ぶりに先発復帰すると予想した。

久保は前節アトレチコ・マドリード戦で3試合連続のベンチスタート。後半9分に途中出場した。チームは1-0で勝利。連敗を8で止め、降格圏を脱した。

アス紙はエルチェ戦に向け、アギーレ監督が久保を5-3-2の右FWで起用すると予想した。予想メンバーはGK=セルヒオ・リコ、DF=マフェオ、バリエント、ライージョ、オリバン、ジャウメ・コスタ、MF=ババ、アントニオ・サンチェス、ダニ・ロドリゲス、FW=久保、ムリチとなっている。

また同紙はこの試合の注目選手に久保を挙げ、「Aマドリード戦での彼の途中出場はチームに革命をもたらせた」と昨季リーグ王者相手に流れを変える存在になったことを強調した。

久保の今季リーグ戦成績は22試合(先発15試合)、1321分出場、1得点0アシスト。マジョルカの成績は31試合7勝8分け16敗の勝ち点29で、降格圏一歩手前の17位となっている。残留争いの直接のライバルであるエルチェは勝ち点32で15位につけている。(高橋智行通信員)