堂安律(23)の所属するPSVアイントホーフェンが、10年ぶり10度目の優勝を果たした。宿敵アヤックスに2-1と逆転勝利を収めた。後半から途中出場した堂安も短い時間ながら存在感を放ち、試合後の優勝セレモニーの写真を自身のツイッターで「Special」と、万感の思いを投稿した。

前半23分にアヤックスのライアン・グラフェンベルヒ(オランダ)に先制点を許すが、後半3分にエリック・グティエレスのヘディングシュートが決まり同点。直後の同5分、相手のパスをカットしたコーディ・ガクポ(オランダ)が、そのままドリブル突破。ゴール前で右足を振り抜くと、GKも反応できない低い弾道でネットを揺らし逆転した。

決勝点を挙げたガクポと交代で後半24分から出場した堂安は、鋭いパスから味方の決定機を演出した。追加点こそならなかったが、観客を沸かせた。