フランスのレキップ紙は21日、パリ・サンジェルマンのフランス代表FWキリアン・エムバペ(23)が、22日にも来季の去就を正式決定する見通しであることを伝えた。

21日(日本時間22日未明)にリーグ最終節メッス戦を控えており、同紙は「彼の周囲の情報によると、翌日にクラブ残留か否かを発表するはずだ」と報じた。

エムバペはスペインの名門レアル・マドリードからオファーを受けており、以前から移籍の情報が流れていたが、いよいよ最終局面を迎えそうだ。

さらにレキップ紙は「いつかはレアルの選手になる日が来るのは確実であり、パリ残留の可能性は少し低いだろう」としている。

20日の会見でポチェッティーノ監督は「私は彼の決断を知らない。それはキリアンとクラブとの間の個人的なことだ。監督としての私の希望は彼がもう何年もクラブに残ること。私はあなた方にうそをつくつもりはない。私には情報がない」と語っている。

エジプトのメディアは、エムバペの母のコメントとして「RマドリードとパリSGとの話し合いは終わりました。両方のオファーはほぼ同じで、レアルでは息子の放映権のコントロールを有し、もう一方のオファー(パリの契約延長)は、財政的補償を備えています。この2つのオファーにそれほど違いはありません。あとは彼の決断を待ちましょう」と報道。

今季、エムバペは得点ランクトップのリーグ戦34試合25得点を挙げており、アシスト数は17を記録。

移籍か残留か-。

決断が注目されている。(松本愛香通信員)