女子の欧州チャンピオンズリーグ(CL)決勝がトリノで開催され、リヨン(フランス)が3-1で前回女王バルセロナ(スペイン)に快勝。2季ぶり史上最多8度目の優勝を飾った。

リヨンは前半6分、ゴールやや左、約28メートルの距離からMFアンリが右足スーパーミドルを突き刺して先制した。

同23分にはFWヘーゲルベルグが左クロスを頭で押し込み、同33分にはMFマカリオがチーム3点目を挙げた。

今季スペインリーグで30戦30勝の完全優勝を果たした女王に対し、前半半ばで3-0と大量リード。その後は相手の反撃をプテリャスの1点のみにしのいだ。

プレーヤー・オブ・ザ・マッチにはアンリが選ばれた。アンリは「簡単な試合ではなかった。素晴らしいバルセロナが我々の目の前にいたから。彼女たちは前回女王で私たちは優勝候補ではなかった。本当にうれしい。最も素晴らしい優勝だと思う」と喜んだ。

また、トリノのスタジアムの雰囲気については「1メートル離れても、他の選手の声が聞こえず、叫ばなければならないほどだった。バルセロナのファンの方が多かったかもしれないけど、満員のスタンドを見ることができてうれしい」と話した。