今季限りで現契約が切れるフランス1部パリ・サンジェルマンの同国代表FWキリアン・エムバペが21日、クラブと25年6月までの新たな3年契約にサインした。

この決断がレアル・マドリードへの移籍を疑わなかったスペイン国内からの猛烈な怒りを呼んでいる。

スペインリーグは声明を発表。「(エムバペの残留は)スキャンダラスだ。パリSGは昨季、2億2000万ユーロ(約297億円)の赤字を計上し、その前年までに7億ユーロ(約945億円)を超える累積損失も出している。さらに21-22年シーズンにはスポーツ面だけで6億5000万ユーロ(約878億円)の出費があった。そんなクラブがこのような内容の契約を結ぶことができ、一方で選手に給与面で妥協させることなく、受け入れることが出来るクラブが契約を交わすことができない」などとした。

そして同リーグは欧州サッカー連盟(UEFA)、フランス、EU両当局に“報告”したと発表した。

一選手の移籍について、リーグが否定的なコメントを出すのは異例中の異例と言える。