レアル・マドリードが11日にフランス1部モナコから獲得した同国代表MFオーレリアン・チュアメニ(22)の移籍金がクラブ史上4番目に高額だと、スペイン・マルカ紙が12日に報じた。

チュアメニの契約は28年6月30日までの6年間。移籍金は8000万ユーロ(約112億円)+出来高2000万ユーロ(約28億円)と伝えられている。固定の8000万ユーロだけを考慮すると、クラブ史上4番目となっている。

クラブ史上最高額の移籍金は13年にトットナムから加入したベールで1億100万ユーロ(約141億円)。19年にチェルシーから入団したアザールの1億ユーロ(約140億円)、09年にマンチェスター・ユナイテッドから加入したクリスティアーノ・ロナウドの9600万ユーロ(約134億円)と続く。

Rマドリードは新型コロナウイルスがまん延する前の19年夏、アザールの他にもヨビッチ、ミリトン、メンディ、ロドリゴを獲得。5人に3億300万ユーロ(約424億円)を支払った。ちなみに19年夏には久保建英もクラブに加わっている。

ただコロナまん延以降は移籍金なしでの選手獲得も増えてきた。20年1月にヘイニエルを3000万ユーロ(約42億円)で獲得し、昨夏はカマビンガに移籍金3000万ユーロ(約42億円)を投じた。一方で昨夏はアラバ、今夏はリュディガーを移籍金ゼロで手に入れている。

◇Rマドリード歴代移籍金ランキング◇

 

▽1位=べール1億100万ユーロ(約141億円)

 

▽2位=アザール1億ユーロ(約140億円)

 

▽3位=クリスティアーノ・ロナウド9600万ユーロ(約134億円)

 

▽4位=チュアメニ8000万ユーロ(約112億円)

 

▽5位=ハメス・ロドリゲス7500万ユーロ(約105億円)

 

▽6位=ジダン7350万ユーロ(約103億円)

 

▽7位=カカ6500万ユーロ(約91億円)

 

▽8位=フィーゴ、ヨビッチ6000万ユーロ(約84億円)

 

▽10位=ミリトン 5000万ユーロ(約70億円)