11月開幕のワールドカップ(W杯)カタール大会の全64試合を無料生中継するインターネットテレビ局「ABEMA」が、22-23年シーズンのプレミアリーグも放送する。21日に正式発表される見込み。

W杯イヤー、世界最高峰リーグのハイレベルな争いから毎節、注目カードを無料で生中継することになる。日本代表の守備の要、DF冨安健洋が所属する名門アーセナルの試合は全て無料で生中継。新シーズンからプレミアに挑戦するアタッカー、三笘薫のブライトン戦も、注目カードを一部無料生中継するという。

プレミアの放送を巡っては、昨季までDAZN(ダゾーン)が配信していたが、4月に「来シーズンにおいての権利を保有しておりません」と突然発表。これで、日本国内での放送が宙に浮いた形となり、動向が注目されていた。

そんな中、W杯本大会と同様に、ABEMAによって日本のサッカーファンは救われることになる。

W杯カタール大会を巡っては、日本の最終予選のアウェー戦が地上波中継されなかった。放送権が高騰する中、ABEMAが国際サッカー連盟(FIFA)と契約したことで本大会全試合を無料視聴できることになった経緯がある。