【ケルン(ドイツ)7日=浜野裕樹通信員】日本代表の主将、シャルケDF吉田麻也(33)がアウェーで行われたケルンとの開幕戦でフル出場。キャプテンマークを巻いてドイツでの第1歩を踏み出した。

試合はシャルケに退場者が出たこともあり1-3で完敗。それでも「苦しい時こそ引っ張っていけるようになりたい」と前を向いた。

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▽吉田麻也一問一答

-厳しいスタートになった

吉田 厳しいですが、退場したらこういう事は起こりうる。0-0、0-1の時間をもうちょっと長くしたかった。そこで踏ん張れなかった。

-初めてのブンデスリーガのピッチは?

吉田 雰囲気はいい。オープニングゲームでサポーターの熱もこもってたし、なかなかスタジアムが満員になることはイタリアでは少ないので、良かった。

-欧州4カ国目で試合の強度や相手のレベル?

吉田 フィジカル的にはドイツの方が高いかな。ただテクニカルな部分はイタリアの方が相手の隙を突いてくるのがうまい。バイエルンとか上のチームは違うと思いますけど。

-次はボルシアMGとのホーム開幕戦

吉田 すごく楽しみ。あのスタジアムでやれるっていうのは、十年来の目標なので。(板倉)滉もいるし。ここで落とすと精神的にも苦しくなるので、しっかり勝って最高のスタジアムの感覚を味わいたい。