レアル・マドリードのカルロ・アンチェロッティ監督(63)が、フランス代表FWカリム・ベンゼマ(34)について「世界で最も決定力のある重要な選手」と絶賛した。

Rマドリードは欧州スーパー杯で鎌田大地や長谷部誠が所属するアイントラハト・フランクフルトと対戦。アラバとベンゼマのゴールで2-0と勝利した。以下、アンチェロッティ監督の試合後会見一問一答。

 

-ベンゼマについて

アンチェロッティ監督 カリムが今、世界で最も決定力のある重要な選手であることを疑うものはいない。彼は我々が欧州チャンピオンズリーグ(CL)を優勝するのに非常に重要な役割を果たしてくれたし、今日もゴールを決めてくれた。パリ(CL決勝のリバプール戦)では得点を挙げることができなかったが、彼の数々のゴールにより我々は決勝に進出することができた。間違いなく我々にとって非常に重要な存在であるし、彼は今、世界最高の選手だ。

-Eフランクフルトと戦ってみて

アンチェロッティ監督 予想より難しかった。前半は相手DFのライン間にボールをうまく入れられなかった。でもアラバのゴールで先制した後、我々はゲームをうまくコントロールすることができたし、リスクを冒さなかった。私は守備陣が堅固な守りを維持できていることを強調したい。ここ3回の決勝を全て無失点に抑えているのだから。

-今季は11月から12月にかけてワールドカップが開催される

アンチェロッティ監督 おかしなシーズンになるだろうが、ワールドカップが始まるまではあまり問題ないと思う。その後、選手たちのコンディションを見る必要がある。いつもはワールドカップが終わると休暇に入るが今回は違うから。

 

今季1冠目を手にしたRマドリードは、14日の敵地アルメリア戦で今季スペインリーグをスタートする。(高橋智行通信員)