開幕戦で決勝点を記録したレアル・ソシエダードの日本代表MF久保建英(21)が、スペインの地元紙から最高評価を得た。

Rソシエダードは14日、今季のスペインリーグ開幕戦でカディスとアウェーで対戦し1-0で勝利した。久保は4-4-2の左FWで先発出場し、新天地での公式戦デビューを達成。序盤は積極的にドリブルを仕掛け、前半24分にチームを勝利に導くゴールを決め、後半34分までプレーした。

この日の久保に対しレアル・ソシエダードの地元紙エル・ディアリオ・バスコは、「決勝点を記録し、Rソシエダードの選手として上々のスタートを切った。ボールを持ってドリブルを仕掛け、突破を図るのが本来の姿であるにもかかわらず、ボールを持たずに相手の裏に抜け、深く入っていき、インテリジェンスを発揮した。得点時の動きとフィニッシュワークは素晴らしかった。彼の機動力はカディスに多くの問題を引き起こした」と大絶賛。

同紙はカディス戦のスタメン組を採点し、久保にチーム唯一となる最高の5点をつけた。久保に続き、ル・ノルマン、リコ、スビメンディ、ミケル・メリーノが4点、レミーロ、エルストンド、スベルディア、ブライス・メンデス、シルバ、イサクが3点だった。(高橋智行通信員)