サッカーのブラジル連盟とアルゼンチン協会は16日、昨年9月に中止になったワールドカップ(W杯)カタール大会南米予選の再戦中止を発表した。国際連盟(FIFA)を含む当事者がスポーツ仲裁裁判所(CAS)で合意した。

昨年9月5日にサンパウロで行われたが、アルゼンチンの4選手が新型コロナウイルス対策の規則に違反しており、開始7分で没収試合となっていた。

国際サッカー連盟(FIFA)は再戦を命じたが、ブラジル連盟とアルゼンチン協会は中止を求めてCASに異議を申し立てていた。同連盟と同協会には罰金が科された。

この決定により、両チームは9月に別の対戦相手との親善試合を自由にスケジュールできるようになる。