バルセロナは10日、アウェーで行われたスペインリーグ第5節でカディスに4-0で勝利した。
しかしこの試合の終盤、スタンドにいたカディスサポーターの年配男性が心臓発作を起こし、治療を受けるため後半37分に一時中断される事態となった。
これにより両チームの選手たちは一旦ロッカールームへと戻り、状況を見守った。その後、心臓発作を起こした男性は一命を取りとめ、病院に搬送されたとのことであり、試合は約1時間後に再開されていた。
シャビ監督はこの件について試合後のインタビューで「誰にとっても良い状況ではなかった。健康や命は何よりも優先される。幸いにも蘇生されたし無事だった。我々が試合を再開したのは双方にとっていいと考えたからだ。早期回復を願っている」とコメントしていた。
(高橋智行通信員)