日本代表MF久保建英(21)が所属するレアル・ソシエダードは24日、元スペイン代表MFシルバ(36)の右足大腿(だいたい)直筋負傷を公式サイトで発表した。シルバは22日にアウェーで行われたスペインリーグ第11節バリャドリード戦で先発出場するも、フィジカル面に問題がありハーフタイムで退いていた。その後、23日に検査を受けていた。

クラブの地元紙エル・ディアリオ・バスコによると、27日の欧州リーグ・1次リーグ第5節オモニア(キプロス)戦の欠場は確実で、30日のスペインリーグ第12節ベティス戦に間に合うかも微妙な状態であるという。

クラブでは現在、メルケランス、オヤルサバル、サディク、チョー、ソラ、アイエン・ムニョス、バレネチェアが負傷中だったが、シルバで8人目の故障者となった。一方、バリャドリード戦を発熱で欠場したセルロートはオモニア戦での復帰が濃厚である。

シルバはイマノル・アルグアシル監督に全幅の信頼を寄せられる選手の1人であり、今季ここまでのスペインリーグ全11試合(先発10試合)に出場していた。(高橋智行通信員)