すでに決勝トーナメント(16強)進出を決めていたパリ・サンジェルマン(フランス)だが、最終戦で勝利したにもかかわらず、まさかのH組2位が確定した。

パリSGはアウェーでユベントス(イタリア)に2-1で競り勝った。ネイマールが出場停止でプレーできなかったが、エムバペが1ゴール1アシスト、メッシも1アシストを決めて勝利した。

だがこの日、ベンフィカ(ポルトガル)がアウェーでマカビ・ハイファ(イスラエル)に6-1と大勝。もともとパリSGとベンフィカは勝ち点で並んでいたが、4勝2分けの勝ち点14、得失点差9、総得点16、総失点7とほぼすべての項目で並ぶことになった。

欧州CL1次リーグの順位決定方法は<1>当該チーム同士の勝ち点→<2>当該チーム間の得失点差→<3>当該チーム間の総得点→<4>得失点差→<5>総得点→<6>アウェーゴール数→<7>勝利数→<8>アウェー勝利数→<9>懲戒ポイント→<10>クラブ係数の順となっている。

パリSGとベンフィカは2試合をたたかっていずれも1-1で引き分けていた。そのため<5>までは両チームともまったく同じ。<6>のアウェーゴール数でパリSGが6点。最終戦で敵地で大勝したベンフィカが9点と上回り、1位となった。