ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド(37)が現在、レアル・マドリードの練習場で自主トレに励んでいるとスペイン紙マルカ電子版が14日に報じた。

クリスティアーノ・ロナウドは先月、マンチェスター・ユナイテッドの首脳陣やテンハグ監督を批判した後、双方合意の上で契約解除。そんな中で臨んだワールドカップ(W杯)は準々決勝でモロッコに敗れていた。

その後、ヨーロッパに戻るも無所属であるため、クリスティアーノ・ロナウドは次の移籍先に向けた準備ができるように、09年から18年まで9年間所属したRマドリードに練習場を借り、現在、自主トレに取り組んでいるとのことだ。

同紙はこの件について、「両者の関係が良好であることを示すもの」と伝えつつも、「復帰の可能性はない」と、あくまでコンディションを整えるために訪れているのであり、古巣で再びプレーするわけではないことを強調していた。

クリスティアーノ・ロナウドに関しては最近、アル・ナスル(サウジアラビア)と2年半契約の年俸2億ユーロ(約290億円)で合意という報道が出ていたが、本人がW杯中に否定したため、今冬以降の去就は不透明な状況になっている。(高橋智行通信員)