ローマのモウリーニョ監督をめぐって、ブラジル代表とポルトガル代表の間で争奪戦が繰り広げられることになると、イタリアの報道を引用して23日付英紙ミラー電子版が報じた。

FIFAW杯カタール大会で準々決勝で敗退したポルトガルはフェルナンド・サントス監督が退任。後任にはモウリーニョ監督が指名されると伝えられてきたが、ブラジル代表も、チチ監督の後任候補としてモウリーニョ監督と話し合いを持つ準備を進めているという。クリスマス休暇を出身地のポルトガルで家族と過ごす予定の同監督がローマから離れている間に話を進めたいと画策しているという。

ブラジルサッカー連盟は当初、グアルディオラ氏を招くことを望んでいたが、マンチェスター・シティーと契約延長したことで夢が断たれた。同連盟のロドリゲス会長は、モウリーニョ監督の代理人を務めるホルヘ・メンデス氏と懇意にしているという。(A・アウグスティニャク通信員)