「サッカーの王様」ペレさんの訃報を受けて、東京・北青山の在日本ブラジル大使館は30日、館正面の国旗を半旗にして弔意を表した。通りがかりに、立ち止まって見上げる年配男性の姿もみられた。

同大使館HPにも、ペレさんのモノクロの写真とともに、ブラジル外務省の声明を掲載。「ブラジル外務省は、ペレことエドソン・アランテス・ド・ナシメント氏の訃報に接し、深い悲しみに包まれました」「サッカーの王様はそのキャリアを通じ、誰よりもブラジルの名を海外に知らしめました」「ペレは海外におけるブラジルのイメージと密接に結びついています」「外務省はご遺族とご友人、ブラジルと世界のサッカーファンに連帯の意を表します。ペレとその遺産は、ブラジルの顔であるサッカーのシンボルとして永遠に生き続けます」などと悼んだ。