ブライトンの日本代表MF三笘薫(25)がチームの先制点に関与するなど、個の力で圧倒的な存在感を発揮。日本人初のプレミアリーグ3試合連続得点は逃したが、後半ロスタイムまでプレーし、勝利に貢献した。ベンチへ下がる際には、スタンドのサポーターから大きな拍手を受けた。

0-0の後半1分だった。ショートカウンターの流れから、ペナルティーエリア左でパスを受けると、相手2人を引きつけ、倒れ込みながら、逆サイドへラストパス。フリーで待ち構えていたソロモン・マーチの先制点をお膳立てした(パスが相手DFに当たっており、公式記録ではアシストは付いていない)。

得点まで、もう少しだった。0-0の前半29分。最終ラインからの縦パスに抜け出し、イングランド代表DFアーノルドを置き去り。ペナルティーエリア内の左から、ブラジル代表GKアリソンと1対1の局面を迎えたが、右足アウトサイドのシュートは惜しくも枠を外れた。

偉業達成とはならなかったが、公式戦5試合連続スタメンとチーム内での信頼も勝ち取っている。