エバートンのフランク・ランパード監督(44)はウェストハムに敗れた試合後、「クビになることは恐れていない」と強調した。

エバートンは昨年10月以来プレミアリーグで勝利がなく、現在19位で残留争いに巻き込まれている。

チームはリーグ戦ここ8試合6敗2分けで、ランパード政権下での最長未勝利記録となっている。

それでもランパード監督は英BBCラジオの取材に「そこまで恐れることはない」と話した。

ロンドン・スタジアムで14カ月ぶりに自分のチームの試合を観戦していたエバートンのモシリ・オーナーは英スカイスポーツから「そろそろランパードが解任される時期か?」と尋ねられると「コメントできない。私が決めることではない」と明言しなかった。

エバートンはリーグ戦での不振に加え、イングランド・リーグ杯、FA杯でもともに3回戦で敗退している。

それでもランパード監督は「私は絶対に(クビになることを)恐れてはいないし、この仕事に誇りを持っている」

「私は自分の仕事をするだけだ。毎日起きて、どうすればもう少し良くなるかを考える。本当にシンプルに」などと話した。

その上で同監督はクラブが「厳しい時代」にあることも認め「(トットナムへ移籍した)リシャルリソンを失い、今はそのあたりを再構築しようとしている。だから、他のクラブが先に進もうとしているときに、我々が再び戦っているのは普通のことだ」などと説明していた。