マンチェスター・ユナイテッドのエリック・テンハグ監督(52)が、イングランド代表FWマーカス・ラッシュフォード(25)を中心に世界一のチームを築きたいと宣言した。

同監督は24日、イングランドリーグ杯準決勝第1戦のノッティンガム・フォレスト戦へ向けた前日会見に出席。パリ・サンジェルマンも獲得に興味を示しているラッシュフォードについて「我々は最高のチームを作りたい。そしてこのチームこそがラッシュフォードにとって最高の場所だ」

「まずはイングランドで、次にヨーロッパで、そして世界で最強のチームを目指したい」

「ラッシュフォードはマンチェスターUが自分のクラブであることを理解していると思うし、この環境で彼は最高のサッカーをしている」

「彼は我々にとって重要であり、我々が成功するには彼が必要なんだ」。

などと話した。

ラッシュフォードは22年ワールドカップ(W杯)カタール大会以降、公式戦9試合で9ゴールと絶好調。また今季はここまで公式戦で17ゴールを挙げており、これはチームで次に得点をマークしているアントニー、ブルーノ・フェルナンデス、マルシャルの合計得点数を上回っている。

ラッシュフォードにはパリSGが興味を示しており、豊富な資金力で強奪されてしまう可能性は常にある。マンチェスターUはひとまず同FWとの契約延長オプションを行使し、24年夏までとした。テンハグ監督としてはその後もラッシュフォード中心のチームづくりを推し進めるため、今回のあらためてのラブコールとなったもようだ。