サッカー、オーストラリアAリーグのメルボルン・ビクトリーは2日、DFマシュー・スピラノビッチ(35)の現役引退を発表した。元オーストラリア代表で、Jリーグの浦和レッズでもプレーした。

同クラブは「アジア・カップ、アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)、Aリーグ・プレミアシップ、ドイツ・カップ、オーストラリア・カップを制した34歳は、2014年ワールドカップ(W杯)ブラジル大会を含む、17年のプロキャリアに幕を下ろした」としている。

ドイツのニュルンベルク、浦和レッズ、アルアラビ、杭州緑城、ウエスタン・シドニーとパース・グローリーでもプレーした。

スピラノビッチは「この4カ月間、足のけがに悩まされ続けてきたが、現役を退く時が来た。シーズンを戦い抜き、メルボルン・ビクトリーの上位進出を手助けしたかっただけに、複雑な気持ちだ。チームメート、コーチングスタッフ、監督のトニー・ポポヴィッチ、クラブ全体に感謝を伝えたい。私のサッカー人生は、全体として、とても恵まれ、自分のキャリアを誇りに感じている。過去に所属したクラブ、チームメート、コーチ、ファンの皆さん、楽しい思い出と特別な時間をありがとう」とコメントしている。