欧州チャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメントが開幕し、優勝候補同士の一戦はバイエルン・ミュンヘン(ドイツ)が1-0でパリ・サンジェルマン(フランス)に競り勝った。

Bミュンヘンは立ち上がりから試合を優位に進め、後半8分、途中出場のカナダ代表DFデービスの左クロスを、逆サイドのフランス代表FWコマンが右足ダイレクトでゴールに突き刺して先制した。

終盤にかけて攻勢を強めたパリSGは後半35分すぎに同点に追い付いたかにみえた。ブラジル代表FWネイマールのスルーパスを受けたポルトガル代表DFヌーノ・メンデスが左から折り返し、途中出場のフランス代表FWエムバペが押し込んだ。だがヌーノ・メンデスがオフサイドと判定されて得点は取り消された。試合はそのまま終了し、Bミュンヘンが1-0で先勝した。

Bミュンヘンのナーゲルスマン監督は試合後「最初の25分間は本当にいいプレーができた。自分たちのボール支配率の高さには少し驚かされた。パリがあれほど消極的だとは思っていなかったから。後半は良いスタートを切ったが、その後はどちらに転んでもおかしくない状況になった。だが2度の相手の脅威はオフサイドだった」などと振り返った。

第2戦は3月8日(日本時間9日)にミュンヘンで行われる。