南米サッカー連盟(CONMEBOL)は3月31日、年度総会を開催し、2030年のワールドカップ(W杯)をアルゼンチン、ウルグアイ、パラグアイ、チリの共同開催にしないのは国際サッカー連盟(FIFA)にとって間違いだと強調した。

2030年W杯は、1930年の第1回大会から数えて「100周年記念大会」。CONMEBOLのアレハンドロ・ドミンゲス会長は記念の大会をW杯が始まった場所で開催すべきだとFIFAに呼びかけた。

「オリンピックが犯した、アテネに1996年の開催地を与えなかったような過ちは犯さないようにしよう。歴史に敬意を表して、100周年記念W杯をここで開催しなければならない」と話した。

南米4カ国の他には、モロッコが今月初め、スペイン、ポルトガルとともに、2030年W杯開催を目指す3カ国共同招致を発表した。FIFAによると、投票は2024年9月に行われる可能性が高いという。