パリオリンピック(五輪)世代でオーストリア2部・ザンクト・ペルテンFW二田理央(にった・りお=19)が、ファースト・ヴィエナ戦に途中出場し、チームの1部昇格を前進させる勝ち越し弾を決めた。
二田は0-1後半14分からピッチに入り2トップの一角でプレー。後半35分に同点に追い付き、直後の後半36分。ゴール前に入り込んだ二田が、左サイドからのクロスを左足で技ありボレー。豪快にネットを揺らし勝ち越し点を決めた。チームは、アディショナルタイムにも追加点を挙げ、3-1で勝利。ザンクト・ペルテンは、首位をキープし、二田の勝ち越し弾が、1部昇格への歩みを進めた形だ。
二田はサガン鳥栖の下部組織を経て、21年に2種登録された。21年6月にオーストリアに渡り、ヴァッカー・インスブルックU-23(オーストリア3部)でプレーした。22年2月にトップチームの公式戦に出場し頭角を現すと、昨年8月にザンクト・ペルテンに加入した。
パリ五輪世代で昨年5月にはU-19日本代表に招集され、フランスのモーリスレベロトーナメント(旧トゥーロン国際大会)に出場したが肩を脱臼。昨年11月に手術を受け、約4カ月のリハビリ生活を送っていた。
4月1日のラフニッツ戦で戦列復帰し、復帰2戦目で得点を挙げた。9月にはパリ五輪への予選が始まる。海外で結果を残している二田の復帰は、五輪世代の日本代表にとっても追い風になりそうだ。

