レアル・マドリードのアンチェロッティ監督(63)がチェルシー戦後、「前半終了間際のセーブが全ての流れを変えた」と試合の鍵となるプレーを明かした。

Rマドリードは18日、欧州チャンピオンズリーグ(CL)準々決勝第2戦でチェルシーと対戦。ブラジル代表FWロドリゴの2得点により2-0で勝利し、2試合合計スコアを4-0として、直近13大会で11回目の準決勝進出を成し遂げた。試合後、アンチェロッティ監督が記者会見に出席。そのもようをスペイン紙アスが同日に伝えた。

その際、アンチェロッティ監督は勝利したチェルシー戦について「再び準決勝を戦えるのでとてもうれしいし、我々の目標は決勝進出だ。今日は予想していた通りタフな試合になった。なぜならあのような相手は全力で臨んでくるからね。チェルシーは前半とてもいいパフォーマンスを発揮したので我々は大いに苦しめられたが、クルトワが同点の状態を維持してくれた。一方、後半はチェルシーのインテンシティ-が下がったので、我々はより完成度の高い試合をやることができた」と分析した。

2得点でチームを勝利に導いたロドリゴについては「他の時よりもいいパフォーマンスではなかったが、並外れた効力を発揮してくれた。ゴールを決めて違いを生み出してくれたんだ。このクラブはエネルギーや素晴らしいクオリティーを持った若い選手たちがいるという運に恵まれている。それは将来に向けて大きな自信を与えるものだ」と言及した。

またアンチェロッティ監督は試合のキーポイントとして、「前半終了間際のセーブが全ての流れを変えたので鍵となった。チェルシーが前半のインテンシティーを後半、維持できないことは分かっていたので、0-0で終えることが重要だったんだ。あのセーブが我々を支え、勝利することができた」とククレジャの決定機を防いだことを大絶賛した。(高橋智行通信員)

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