ポルトガル2部オリベイレンセFWカズ(三浦知良=56)が、最終節のホーム・レイションイス戦に途中出場した。

最終戦のピッチにも立ったカズは4-2とリードした後半19分から出場。得点はなかったが、自身が記録したリーグ最年長出場記録を更新した。

今年2月にオリベイレンセへ期限付き移籍し、直後は、粘土質というピッチの影響もあって小さなけがを繰り返していた。しかし4月14日のファレンセ戦で初めてベンチ入りすると、同23日のアカデミコ・デ・ビゼウ戦で後半終了間際に出場。海外5カ国目となるデビューを飾っていた。

今季は7試合でベンチ入りし、計3試合の出場。過去2度は試合終了間際の登場だったが、最終節は26分とロスタイム4分の30分、移籍後最長のプレーをしてみせた。試合終盤にはキャプテンマークも巻き、チーム内での評価の高さもうかがわせた。