U-20(20歳以下)FIFAワールドカップ(W杯)アルゼンチン大会は8日、ラプラタで準決勝が行われ、ウルグアイとイタリアが11日(日本時間12日)の決勝に進んだ。

初優勝を狙うウルグアイはイスラエルを1-0で下し、今大会5度目の無失点勝利で勝ち上がった。後半6分、FWドゥアルテが味方のシュートのこぼれ球を押し込んで今大会チームトップの3点目。これが決勝点となり、ともに準優勝に終わった97、13年大会に次いで3度目の決勝進出を果たした。

イタリアは前回準優勝の韓国に2-1で競り勝った。前半14分にMFカサデイ(レディング)の得点ランキングトップ独走となる7点目で先制。同23分にPKで同点に追い付かれたが、後半41分に17歳のFWパフンディ(ウディネーゼ)の見事な左足の直接FKゴールで勝ち越した。22年11月に16歳6カ月でA代表デビューを果たした逸材がイタリアを初の決勝進出に導いた。

敗れたイスラエルと韓国は11日(同12日)の3位決定戦に回る。